今日の朝日新聞で、
元自民党副総裁・山崎拓が
イラク戦争の総括を述べています。
イラク戦争当時、
自民党幹事長を務めていた山崎は
パウエル米国務長官から
「イラクには大量破壊兵器がある。
フセイン大統領に使われると
甚大な被害が発生する恐れがある」
と言われ、これをうのみにした山崎は
小泉純一郎首相に
「ゴーサインを出すべきだ」と進言し、
小泉は「イラク戦争を支持する」と表明。
山崎はそのことについて、
こう語っています。
結果論から言えば、大量破壊兵器があると信じたのは
間違いでした。米国追随主義の典型です。
米国の圧力というよりも、日本の政治家にたたき込まれた
「日米同盟堅持」という外交理念によるものが大きい。
同盟堅持のため、米国の要求にはできるだけ応えようという
「対米コンプレックス」の表れだったかもしれません。
イラク戦争を支持した政権当事者から、
初めて反省の弁を聞きました!
しかも山崎はさらにこう続けます。
イラク戦争という力の裁きの結果、
「イスラム国(IS)」という鬼子が生まれたとも言えます。
私はいま、当時の判断に対する歴史の審判を
受けているようにも思える。
ISの製造者責任は米国であり、
間接責任は小泉首相にも、私にもあると言えるからです。
イスラム国はイラク戦争が生んだ!
『新戦争論1』で、
すでに描いているとおりです!
すでに描いているとおりです!
イラク戦争の総括をすれば、
必ずこの結論に行きつくのです!
山崎は安倍政権の
「集団的自衛権行使容認」にも
強い危機感を表明しています。
これは日本の安全を
確保することにはならない。
米国が国連決議なしに
中東の紛争に関わる時に、
自衛隊が巻き込まれることになる
と言っています。
これも、『新戦争論1』で
描いていることです!!
現状にマトモに目を向ければ、
誰だって『新戦争論1』と
同じ結論に至るのです!
現状に目を閉ざしたままで
破滅に向かいたくなければ、
ただちに『新戦争論1』を
読みましょう!!